こんにちは、Yuです。
今日は少し変わった起業家の方について記事を書きます。
なんでんかんでんの川原ひろし社長についてです。
伝説的テレビ番組であるマネーの虎にも出演し、ラーメン屋を日本でブームにした最初の人である川原社長の現在が壮絶すぎて面白いという話なのでご紹介しますね。
なんでんかんでん川原ひろし社長の生い立ち
川原社長は代々の実業の過程に生まれました。
父親は貿易商を営んでおり、博多で裕福な生活を送っていたそうです。
ですが、教育熱心な母親に勉強を強要され勉強嫌いになると、
中学受験に失敗しそのまま親戚の家に預けられるという悲惨な子供時代を送っています。
いますね、こういう親。
自分の子供を物扱いして、要らなくなったら捨てる。
こういう事をされると、子供は相当歪んでしまうそうです。
その後福岡の高校に通い始めると、ロックバンドに憧れます。
しかし卒業寸前にオペラ歌手になりたくなったらしく、大学には行かずに上京しました。
そして、東京でデビューし漫才師の前座で歌ったりなど、芸能の仕事を始めることになります。
食べていくためにホストクラブでも働き始め、マルチと言えば聞こえはいいですが、なんともふらふらした人生を送っていたようです(笑)
しかし、転機が訪れます。
東京でなじめなかった食べ物の一つである「ラーメン」に対して、博多とんこつラーメンを開業できないかと考え始めました。
結局、豚骨系ラーメン「なんでんかんでん」をオープン。
その博多とんこつが東京都民には、非常に新鮮だったようで見事事業を成功させるに至りました。
その成功が認められ、後に伝説的テレビ番組となるマネーの虎に投資家として出演。
数々の名場面を繰り広げました。
時に、大食いタレントになんでんかんでんのらーめんは不味いと言われてキレたりなど見どころのあるシーンが多かったですね。
ドキュメンタリー番組史上最高に面白い番組の一端を担ったのです。
歌手としての夢を捨てていなく、ロックバンドとして再デビューしています。
しぶといですね(笑)
このくらいのしつこさが起業家には絶対に必要な素養だと、僕も思っています。
しかし、会社は倒産。現在は?
絶頂期とも言える状況だった川原社長ですが、マネーの虎終了後は自店舗が次々と潰れていくという苦難に襲われます。
○○の先駆け!と呼ばれる起業家・会社に多いのですが、たまたま新鮮だったから売れただけでその後は経営者の手腕が問われます。
とんこつラーメンも特に珍しくなくなっら頃には、他の優秀な起業家たちとのガチンコの戦いが必要になりますから。
それでも、知名度という先行者利益がある分圧倒的に有利なはずなんですけどね。
調子に乗って、努力を怠ってしまう経営者も多いそうです。
川原ひろし社長もそういった一発屋起業家の一人に過ぎなかったという事でしょうか。
結局借金が約1億円ほど残り、テレビでも「マネーの虎の起業家が借金まみれ」とj非常に不名誉な報道をされていました。
しかしめげない川原ひろし
しかし、そんな失敗は川原ひろし社長にとって日常茶飯事。
すぐさま次の考えが浮かんだようです。
なんと、「催眠術師」として数々のメディアに出演!
あちこちでなんでんかんでんの社長が催眠術をかけている!と話題になっています。
その勢いのまま、なんでんかんでんを立て直すためにフランチャイズチェーンとして続々オープン。
失敗を失敗で終わらせない、川原社長らしいですね。
彼の場合は、人の心を惹きつける基本を既に知り尽くしているように思います。
それゆえの催眠術なのかもしれませんが、
人間心理に長けているところがつよみですね。
経営のようにち密な計算が必要なことは得意ではないのかもしれませんが、そこも何度も失敗していくうちに磨いていっているのではないでしょうか?
人間を喜ばせられるという事は、それだけ人を呼べるという事です。
これはビジネスにおいて非常に重要な素養です。
それに加えて、相当な諦めの悪さと言うか失敗を全く気にしない厚かましさも備えている。
これまで、借金もありましたが非常に楽しそうな人生を送っているのもうなづけますね。
川原ひろし社長の名言
彼の名言を紹介しましょう。
お客は、商品ではなく僕の魅力で店に呼ぶ。
だそうです。
いかにも彼らしいですね。
おっちょこちょいなところもありますが、それも彼の魅力と相まってこれからが楽しみな起業家さんの一人だと思います!
僕自身、学べることが多いです!
現在の画像をば。
しっかり催眠術かけてます!ww